ポリゴン・ブロックチェーンは、ユーザーが音楽NFTを売買・取引できるプラットフォームである独自のNFTマーケットプレイス LGND Music を2023年初頭に立ち上げる準備を進めている。
同ネットワークは最近、ワーナーミュージックグループのレーベルおよびスピニン・レコード(Spinnin’ Records)と複数年契約を結び、所属アーティストの作品をNFTとして同プラットフォームに取り込んでいる。
音楽業界は、NFTカルチャーに積極的に参画している。ポリゴンは、リスナーがお気に入りの歌手とつながり、またデジタルコレクティブルを所有することができるトレーディング・プラットフォームを作ることにした。
ポリゴンは、LGND Musicのブラウザとアプリの両方を立ち上げ、Web3SpotifyやItunesと同様の体験をユーザーに提供し、音楽業界を支援するつもりである。
マーケットプレイスでは、NFTと同様の「バーチャル・ヴァイナル(Virtual Vinyl)」と呼ばれるHi-Res Audioブロックチェーンで保護された収集品をサポートする予定となっている。このヴァイナルは、ライブチケットへのVIPアクセス、特典、ファン限定の特別パーソナルアクセス権を受け取れる機能を有している。
ワーナーミュージックとの提携により、Coldplay、チャーリー・XCX、J・バルヴィン、マドンナ、エド・シーラン、IZA、カミラ・カベロ、Lee Hi、Pitbull、カーディ・Bなど、さまざまなアーティストやバンドが、独自のデジタルコレクティブルとインタラクティブな体験をファンに向けてリリースする予定だ。
LGND Musicはまた、オランダを拠点とする電子音楽とダンスのレコードレーベル、スピニン・レコードと提携している。本プラットフォームは、正式にローンチ次第、さらに拡大する予定となっている。
現在、音楽マーケットプレイスのBETA版が利用可能となっており、ユーザーは会員登録すれば早期に特典を受けることができる。